生徒たちはもちろんのこと、先生方も異動やクラス替え等でまだ落ち着かない日々だとは思います。
昨年、中学校で昼食欠食の生徒が確認された際、教育委員会から「昼食支援」に関する通知が出されました。年度が変わったので、また新たに通知が出されるかとは思いますが、どうもその通知が全ての教職員に行き渡っていないようです。
相模原市は、事情があり昼食を持参していない生徒に給食の無償提供の支援を行なっています。昼食の時間に子どもたちの食事の様子を見ることができるのは先生方だけです。何も食べていない生徒や、菓子パンやおにぎりひとつだけで済ませている生徒がいないか、確認してみてください。支援を必要としている生徒がいるかもしれません。
教育委員会の皆様も、「通知を出したから終わり」と対応を現場に丸投げするのではなく、通知がきちんと届いているか、支援から漏れている子どもがいないか、確認をしていただきますようよろしくお願いいたします。
昼食欠食に関して、教育委員会から各学校へ通知が出ています。
相模原市立中学校で勤務されている先生方に読んでいただきたく、この記事を書くことにしました。
こちらのブログで中学校での昼食欠食生徒のことについてを書きました。
このことは、非常に大きな問題であると感じ、私たちは市議会の市民文教委員の皆さんでメールアドレスを公開している議員さんへ、「昼食欠食の生徒の存在を知らせること、改善のためにして欲しいこと、根本的な解決のためには全員喫食の給食が必要であること」を書いてメールを出しました。
数名の議員さんからお返事をいただいたのですが、その中のお一人から、このことについて「教育委員会が6月9日付けで各学校へ通知を出した」とご報告をいただきました。
その通知の内容は、私たちが望むものには届かないものでしたが、現時点での方式や制度の中で教育委員会ができることはこの程度なんだろうな・・・と思うしかありませんでした。
さて、現場の先生方までこの通知は届いていますでしょうか?
10年くらい前になりますが、私はとあることで教育委員会や各学校の校長先生や栄養士の先生へ何十件もの電話をしたことがあります。その時に複数の栄養士さんから「市からの通知を見ていない」と答えられたことがあり、大変驚きました。
教育委員会が学校へ通知を出しても、現場の先生まで届かないことがあるということをその時に知りました。10年経ちましたが、その風潮のようなものは改善されているのでしょうか?
それから、この通知を活かすためには、生徒の近くにいる先生の生徒を見る力が必要です。
激務の中で、昼食時間くらいゆっくり過ごしたい、という気持ちも理解しますが、どうか子どもたちからの声にならない発信に気付いてあげてください。次の支援へ繋いであげてください。
よろしくお願いいたします。
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