7月3日、第8回学校給食あり方検討委員会が終わり、最終答申の内容が決定しました。
私たちとしては納得できる答申内容ではありませんが、全員喫食の温かい中学校給食を前に進めるために答申を呑むことにしました。
納得できない点や、検討委員会のあり方に対する意見等は委員会終了後に学校給食課長にお伝えしました。いや、検討委員会の在り方に対する意見は以前からも伝えていたのですが、結局改善されないまま検討委員会は最終回を迎えました。
その会話の中で「それを検討委員会の中で言って欲しかった」と言うこともいくつかありました。
(委員会後の対話の中で職員さんからこんな質問をされました。
「親子方式の1番のメリットってなんですか?」
それ!そう言うのを検討委員会で話したかったんですよー!)
そう言った話を “言わない” または “言えない” 雰囲気の検討委員会だったんだな、と言うのが最終回を終えての感想です。
市民との対話を重視する相模原市政。意見を引き出さないことには対話は成り立ちません。
出された意見を出された側から否定していてはいいアイデアには行きつきません。
給食ではない別の事案ですが、市民の前に積極的に出ていき市民と目線を合わせ対等に会話をしながらまちづくりを進めている部局があることを実体験として知っていたり、他の審議会で委員の意見を尊重する会議を傍聴した経験があるため、どうしてもそれらと比較してしまいます。
このことをツイッターで呟いたら「重かったんですね」というリプライをいただきました。
はい、意見を言うためにすごく勇気が必要な会議でしたから、「重かった」と言えると思います。ある委員が意見を言っている途中で他の委員のため息が聞こえてくる会議でした。
相模原学校給食あり方検討委員会はその名から、市民を含めた委員の意見も出しあって、良いものにしようと言う熱意あるものであると最初は期待していました。しかし、回を追うごとに強くなる “そこはかとないアウェー感” に、行くのが憂鬱になるような、歯を食いしばって行く、そんな委員会でした。
そんな雰囲気の中で作られた最終答申が7月10日に教育委員会に提出されます。
後日公開される第8回のあり方検討委員会の資料に記されると思いますが、私はこの答申に対して「あまりにも恥ずかしい内容」という意見を出しています。
これを「最終」としていいとは思えません。
中学校給食実施方針が固まり、やっとスタート地点に立てたと思っています。
私たちは、これからもよりよい給食、より充実した教育環境を求めて、たくさんの方との対話を元に市への働きかけを続けていきます。
↓相模原市発表資料より
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