先日、八王子市の取り組みが東京新聞で取り上げられていました。
給食センターを「子どもの居場所」としても活用するというもの。対象は、学校を休みがちな中学生。給食実施日であれば予約不要で利用できるとのこと。
給食センターの活用法として、素晴らしい事業だと思いました。
八王子市は、夏休みなどの長期休暇中の学童への給食提供も行っています。
春休みには小中学生を対象とした食育講座(料理教室)も行われるそうです。
以前、八王子の給食センターで行われた「はちっこキッチンフェスタ」には私たちも足を運び、給食センターの地域活用の実例を目の当たりにしました。この時も「このセンターは子ども食堂として使えるのでは?」と感じたのですが、本当にそのような活用をしてくれるとは本当に感心します。
八王子市はなぜこんなに給食を活用した素晴らしい事業を展開することができるのでしょう。
気になったので、少し調べてみたところ、教育委員会指針「みんなが集う学校の未来」と言う指針を見つけました。給食センターも含めた学校施設を地域の拠点として活用することや、不登校児童・生徒のニーズに合わせた居場所を作ることなどが記されています。この指針に沿う形で、給食室や給食センターが「学校での昼食」以外でも活用されているのではないかと思います。八王子の給食センターは2020年に開設されたのですが、設計の時点で地域等での活用も視野に入れていたのでしょうね。
相模原市はこれから給食センターを建設します。設計等もこれからです。と言うことは、八王子市のような活用方法を視野に入れた設計をすることも可能と言うことです。そこで今月の #相模原給食アクション は…
給食センターに期待することを子ども・若者支援課に送ろう!
給食センターの管轄は学校給食課ですが、子どもの居場所事業の管轄は子ども・若者支援課になります。学童も子ども・若者支援課の管轄なので、夏休み中の給食提供についての要望も子ども・若者支援課に届けていいと思います。
給食センターを子どもの居場所として機能させるのであれば、市内どこに住んでいても行きやすい場所にあってほしいのではないでしょうか。そういった点からも、やはり給食調理場はなるべく小規模で市内に点々とあるといいのではないのかな、とも思います。
今回は「子どもの居場所」に特化したアクションの提案としましたが、ほかにも防災や高齢者福祉等での活用も考えられると思います。何か思いついたら、担当課や「わたしの提案」に意見を送ってみてくださいね。
意見を送ったら、#相模原給食アクション のタグを付けてSNSへの投稿もよろしくお願いします!あなたのアクションを見てアクションの連鎖が起こるかもしれません。
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