今年も残すところあとわずか。
今年最後の給食アクションは、年末恒例となっている気もしますが
パブコメを出そう
です。
パブコメとはパブリックコメント、つまり「意見公募」の略。
市や県や国などの行政機関が政令、省令などを制定する際、事前に命令等の案を公示し、その案について広く一般から意見や情報を募集する仕組みのことです。
行政が何か新しいことをしようとする時や省令・条例を策定するときに
「こんな決まりを作りますがいいですか?」
と(一応)市民の意見を聞く仕組みです。
相模原市では毎年、年末に案を公示し、1月中に意見募集締め切りを迎えるパブコメがいくつも出されます。
今年は12月15日(日)から年明け1月21日(火)までが募集期間のパブコメが全部で9件あります。内訳は以下の通り。
- デジタルで変わるみんなのさがみはら条例(案)の骨子についてのパブリックコメント
- 第3次さがみはら文化芸術振興プランの改定(案)についてのパブリックコメント
- 相模原市国民健康保険診療所条例及び相模原市立診療所条例の改正(案)等についてのパブリックコメント
- 相模原市子育て応援条例(案)の制定についてのパブリックコメント
- さがみはら子ども・若者応援プラン(案)についてのパブリックコメント
- 相模原市児童福祉法に基づく事業及び施設の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の改正(案)についてのパブリックコメント
- さがみはら産業振興ビジョン(案)についてのパブリックコメント
- 相模原市産業集積促進条例の改正(案)についてのパブリックコメント
- 第2次相模原市空家等対策計画の改定(案)についてのパブリックコメント
子育て、子ども・若者関連が2件あり、どちらも子ども向けの案内と概要があるのが今年の特徴だなぁ、と思って見ています。
子どもの意見を聞く姿勢を持っている相模原、すごい!と感じました。
珍しいもの好きなので、早速、子育て応援条例の「子ども向け わかりやすい版」の概要を見てみましたが……
わからん!!
と思ってしまいました。
条例案の内容はわかるんです。でも、この条例について子どもがどんな意見を出したらいいの?という疑問が浮かびました。
だって、わざわざ条例にしなくても・・・という内容なんです。
子育てを応援するために何をするのかの具体的な案がひとつも記されていないのです。
条例を作ることが目的の条例としか思えないのです。
一体誰のための条例なのでしょうか?
じっくり見てみると、文法がおかしかったり、行間が違っていたり、「仕事」と表記したり「お仕事」と表記したりというような校正が必要と思われる箇所が何箇所も見つかりました。
小学生には難しいのではないかと思われる単語を使っている箇所もいくつか。
内容だけではなく、表記や表現の仕方についても意見を受け付けているのがパブコメ。
気がついた点は意見として出そうと思います。
さらに大人用の資料も読んだ上で、子育てを応援するのであれば、教育環境を充実するために教職員の増員や公園敷地の拡大、金銭的な助成など具体的な施作を条例に入れるべきではないかということなどを意見として提出しようと思います。
子育て応援条例に比べて、さがみはら子ども・若者応援プラン(案)は比較的具体的です。
こちらのプランでは「子どもの居場所」について触れられています。
ここに再来年完成予定の「給食センター」も入れてほしいので、意見を出そうと思います。
今回のブログでは、子ども・子育てについての案だけを取り上げましたが、皆さんの生活に関わっている案もきっとあると思います。
個人的には南市民ホール存続を求めているので、第3次文化芸術振興プランについても意見を出そうと思います。
皆さんもぜひ、年末年始のお時間のあるときに意見募集中の案をちょっと読んでみてくださいね。
そしてさらに余力があればパブリックコメントを提出してみましょう。
出した意見が反映されると、ちょっと気持ちいいですよ。
意見提出したら、 #相模原給食アクション のタグを付けてSNSに投稿をお願いします。
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