9月2日の教育長との面談の後、学校給食課の職員の皆さんともミーティングの場を設けました。
「あり方検討委員会内だけでは話しきれないことを話すためにゆっくり時間を取りませんか」と、第二回の検討委員会が終了したその場で学校給食課長からお話をいただき、実現に至りました。はい、検討委員会内だけでは、全然話しきれていません。(だって、検討委員会でいくら話してもセンターありきの流れに持って行かれてしまうんですもの)
第二回の検討委員会の中で「自校方式実施ができるかどうかの各学校の調査結果を知りたい」とお伝えしてありましたので、個別の学校ごとの資料とまでは行きませんでしたが、自校方式実施の可能性が低い理由等をまとめた資料をご用意してくださいました。
その資料を見ながら細かいことを確認したり、検討委員会内で示された資料の疑問点や、委員長のご発言内容の確認等…白熱した議論が絶えない1時間半でした。
いくつかの点で、市が参考としている資料と、私たちが活動する中で目にしてきた資料では内容が違っていることもわかりました。お互い、自分達が望む結果が導かれている資料を参考にしているということなんだと思います。つまり、市の望んでいるものと私たち市民が望んでいるものに乖離があるということ。検討委員会はその溝を少しでも埋めるためのものでもあると思っています。検討委員会で発言したことが議論されず、事務局と委員長によって流されてしまうような状況では溝は埋まることはないでしょう。
ざっくばらんに本音を伝えることもでき、とても充実した時間だったと感じていますが、本来はその議論は「場外」ではなく、検討委員会内ですべきものと思っているのですが、議論に終わりが見えなかったため、第3回の検討委員会の前にもう一度ミーティングの場を持つことを約束してこの日は解散としました。
何度も繰り返していますが、私たちはセンター方式が多数の学校で実施される“主軸”となることには異論は持っていません。頑なに自校方式を望んでいるわけでもありません。本来真っ先に考えるべき「子どもにとってふさわしい方式」「教育の土台である食育の教材としての給食のあり方」を議論することなく、用途地域や立地条件等のみで「自校・親子方式は適していない」と結論づけようとしていることに疑問を持っているのです。
次の場外検討委員会ではどのような議論になるかわかりませんが、少しでも納得できる形をお互いに見つけられたらいいな、と思います。
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