イベントに参加した小学生のつぶやきメモ

2/27に開催したイベントには、小学6年生の娘が会場参加をしていました。
一緒に行くつもりはなかったのですが、前日夜にあれこれ資料などのチェックをしている私を見て「行こうかな…」と言い出したのです。春に中学校入学を控え、中学校給食を自分事として考えるようになったのか、「色々知りたい」と言うのです。
娘は12月に実施されたワークショップにも参加したのですが、その時は私が半ば強引に連れて行ったようなもの。だけど今回は完全に自発的な行動。
難しかったら絵でも描いてればいいよ、と伝えて同行することにしました。

イベント中、私は進行等をしていたため娘の状況を確認する事はできなかったのですが、ずっと下を向いて何かを書いている様子が伺えたので「あ、やっぱりお絵かきしてるかな…」なんて思っていました。

ところが、イベントを終えて家に帰ってから手渡された資料にびっくり!
話を聞きながら思ったことや疑問をあれこれメモしていたのです。

せっかく書いてくれたので、ちょっと親バカではありますが、皆さんにもお見せしたくなりまして。元の資料に娘が書いたものをそのまま書き込んでみました。よろしければ、ご覧ください。

※1 ( )で囲んである部分は、娘への聞き取りにより私が捕捉で書いています。よろしければご覧ください。
※2 小学生のメモ書きです。表現が未熟な部分等は目を瞑っていただけると幸いです。
※3 何も書き込まれていないページは掲載していません。アンケート結果の概要は市のホームページをご覧ください。

「栄養が摂れる」という点が給食を食べている理由になっていると聞き、その横に「まずいと残す」とメモ。そうなんです。せっかく、栄養バランスのいい献立を栄養士さんが立てていても、残してしまってはそのバランスは台無しになるって、小学生でも分かることなんです。

5ページには「日本人は遠慮がち」だから、いくら匿名のだからって「おいしくない」を選ばない人もいるのではないか、気を遣って「ふつう」を選ぶ人もいるのではないかという推察。

そして16ページ。

「家庭側は食べないから、もう食べない大人たちだけが色々やるのでなく、客観的に見てる気がする、“食べている中学生”たちがこのことを知ってどうにかしていくべきな気がする」

春から中学生になる娘。思えば、前夜に「行こうかな」と言い出した時からすでに「自分ごと」と捉えて行動を始めていたのかもしれません。そして、「大人に任せていないで中学生たちがどうにかしていくべき」という力強いメッセージを書き記したことに、私は励まされました。

来年度から始まる検討委員会。子どもたちの意見を取り入れる場もなるべく多く設けてもらいたいです。そのために大人としてできることを考えて、行動していきたいと思います。

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