2019年2月 環境経済委員会
◆大沢洋子委員
今後、小学校出前講座を通じて、どのようにして食品ロス削減に対する児童の意識や習慣づけを考えているのか、取り組みを伺いたい。
◎資源循環推進課長
現在、小学校出前講座においても、食品ロス削減について児童に説明している。今後とも、内容について工夫し、わかりやすい説明を心がけ、食品ロスへの関心や理解を促し、給食時、あるいは御家庭での食事の際に食べ切りなどに対する意識、習慣づけをしていただければと考えている。また、出前講座で使用した教材等を児童が家庭に持ち帰ることで、各家庭においても食品ロスの削減や、ごみの減量化、資源化に向けた意識の高まりや、行動の実践が行われることを期待している部分もある。
◆大沢洋子委員
例えば出前講座の中で、今、6階の食堂にある三角柱ポップや、冷蔵庫に張れるようなシールをつくって持ち帰ることで、家庭での食品ロス削減に向けた意識改革にもつながると思うので、そちらもあわせて検討していただきたいと思っている。やはり子供たちが実際につくるという体験が重要であり、さらに意識づけになると思うので、よろしくお願いしたい。また、教育委員会と連携して給食の食べ切りも行ってはどうかと思うので、あわせて検討のほど、よろしくお願いする。
この時には、食品ロスについて給食の食べ切りの案が出ています。小学校の給食では食べきれないものや苦手なものは食べる前に量を減らし、余ったものはおかわりをすることなどにより、「食べ切り(残食ゼロ)」に向けた取り組みが行われています。しかし、中学校のデリバリー給食では、量の調節が出来ません。その為、少なめでよい人は残すしかなく、もっと食べたい人は残食があるのを知りつつ足りないまま食べ終えるのです。また、欠席者の分の廃棄も食品ロスとなります。何より小学校で食品ロスについて学び、中学校では減らす取り組みが出来ない矛盾を子どもたちに感じさせるのはちょっと酷だなあと感じています。
是非中学校給食の食品ロスについても、質問いただけたらと思います。
その他には
・2019年6月 定例会議
大沢議員からは市長の公約と所信表明での中学校給食について取り上げています。
市からは安定?の相模原にふさわしい給食を検討するとの回答でした。議廻奇譚⑤榎本議員の回でも取り上げていますのでご覧ください。
・2013年9月 決算特別委員会
その中の文教分科会では、給食アレルギー児への課外授業の対応について
・2014年2月 文教委員会
給食室の耐震化について
この様な給食関連の質問がありました。
大沢議員の議廻奇譚、その3に続きます。
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