#相模原給食アクション 2023/08 課題図書

夏休み終了間近。

宿題の仕上げに追われているお子さんもいらっしゃるのではないでしょうか。

夏休みの宿題の定番といえば、「読書感想文」。相模原市の小中学校では必須の宿題ではなく、自由課題となっている学校がほとんどだと思いますが、取り組んでいるお子さんも少なくないことでしょう。

今年の読書感想文の課題図書に「給食室のいちにち」という絵本が選定されています。



普段はなかなか見ることができない給食室の中の調理の様子や、給食調理に関わる皆さんの仕事の内容がとても詳しく描かれている、給食好きとしてはたまらない絵本です。


そこで今月の #相模原給食アクション は、

給食に関する本を読もう

で、いかがでしょうか。

ということで、私たちから何冊かご紹介。


テレビ等でもお見かけすることのある、給食甲子園優勝経験のある松丸先生の7月に発売されたばかりの新刊。

実はまだ読んでいないのですが、読んでみたい本としてご紹介。

紹介文には

栄養士、調理員、生産者など、給食作りに携わる人々の仕事にかける思いや、
給食と地域社会のつながりを知ることができるとともに、
ジェンダーギャップ、貧困、食品ロスなど、
この世界を取り巻くさまざまな社会問題についても考えることができる1冊

とあります。やはり、給食ってただの食事じゃないんですね。


次は小説。

一流シェフが小学校の給食調理員になり奮闘する姿と、さまざまな問題を抱える児童たちの悩みなどを「食」を通して解決していく物語。栄養士さんとのやりとりにもクスッと笑ってしまいます。


すみません、これも読んでないのですが、ご紹介。

ドラマ、映画で楽しませていただいた「おいしい給食」のマンガです。

あの甘利田先生の表情や動きがマンガだとどのように表現されているのか、とても気になります。


こちらは、私たちも2018年に講演を聞きに行ったことがある吉原先生のご著書。私たちはこの講演で日本中には中学校でも給食を実施している自治体の方が多いことを知り、とても衝撃を受けたことをよく覚えています。

2007年発刊のシリーズ1巻目は主に小学校給食の記録でしたが、2012年に発刊された4巻では中学校の給食現場に注目し、デリバリー弁当給食の問題や給食時間の短さについて触れられています。また、東日本大震災後の学校給食現場の様子やアレルギー対応、食育の力などのテーマで各地の取り組みが紹介されてます。10年以上たった今、状況は良くなっているだろうかと改めて読み直したい一冊です。


今回は小中学生でも読みやすそうな本を紹介してみました。

どれも給食の役割や大切さを知ることができる本だと思います。

相模原市の図書館のホームページで「給食」というキーワードで検索したところ、77件ヒットしました。

夏休みのお子さんにも読みやすいものはたくさんあると思います。

ぜひ、親子で楽しんでみてくださいね。

そして、よかったら本を読んだ感想などを #相模原給食アクション のタグを付けてSNSに投稿してください。子どもたちの感想なども知りたいです。


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