#相模原給食アクション 2023/05 大規模事業評価に意見を出そう

「大規模事業評価」をご存知ですか?

相模原市大規模事業評価制度の概要には、

【大規模事業評価の目的】
大規模な公共事業等は、市の財政に与える影響が大きく、市民の関心も高いものであり、また、一度実施されると途中段階での方向転換が困難であるという特徴がある。
こうしたことから、大規模事業の実施に当たっては、当該事業の必要性、妥当性等について検証し、市民や専門家などの意見を聴いた上で、慎重に事業の対応方針を決定することが大規模事業評価制度のねらいになる。

また、これら一連の過程を公表することにより、意思形成過程の透明化を図り、市の説明責任を果たしていくことも、本制度の重要な目的の一つである。

【大規模事業評価の対象】

相模原市が事業主体である事業のうち、全体事業費が20億円以上の公共事業を対象とする。

とあります。

つまり、多額の費用を費やすこととなる事業は実施する前に専門家や市民の意見を聞きますよ、ということ。

そしてなんと現在、中学校給食に関する大規模事業評価自己評価調書への意見募集が行われているのです!

これは提出しないわけにはいかない!!


ということで、今月の #相模原給食アクション は

大規模事業評価に意見を出そう

です。

と、呼びかけてみたものの、私たちも正直「大規模事業評価」については特別詳しいわけではありません。さらに今回募集されているのは、「大規模事業評価自己評価調書」についての意見。もう、言葉の意味もよくわかりません。意見募集のチラシには

 本市では、市立中学校給食の全員喫食の実現に向け、2か所の新たな給食センターの整備など、「中学校給食全員喫食推進事業」の実施に係る取組を進めています。
 当該事業について、「大規模事業評価自己評価調書」を作成しましたので、市民の皆様からご意見を募集します。

とあるので、「給食センター建設にお金(税金)を使ってもいいか市民の意見を聞かせてね」ということだと思っています。

全員喫食の温かい中学校給食実施のためには給食センターは必須です。なので、「給食センター建設」に反対ではないものの、それが2か所でいいのか、自校方式や親子方式の可能性の追求を諦めてまでセンター方式だけにお金を使ってもいいのか、問い続ける必要はあると感じています。

相模原市が進めようとしている事業が本当に今の子どもたちにとってより良いものなのか、将来に渡って市民の利益となりうるものなのか、ぜひ、たくさんの方に考えて意見を届けてもらえたらいいな、と思っています。

意見の提出期限は5月31日。意見の提出方法等の詳しいことは相模原市ホームページをご覧ください。


と、偉そうに申してしまいましたが、すでに書いた通り「大規模事業評価」については詳しくないし、実のところ「自己評価調書」もまだ読んでいません。

だって一人だとなんだかんだと後回しにしてしまうから。

一人でできないなら、みんなとやろう!ということで、3月のパブコメ読み合わせ会がとてもよかったということもあり、また企画しました。

相模原市大規模事業評価自己評価調書読み合わせ会


日時:2023年5月27日(土) 13:30〜15:30

場所:大野北公民館 小会議室2

定員:20名(先着順)

参加費:無料  申込不要 直接会場へ


今年3月に行われたパブリックコメントは、今回の大規模事業評価にも深く関連するでしょうし、読んでみるとこの大規模事業を本当に推進していいのかと思えるほどに反対意見が多く出ていました。今月15日に意見とそれに対する市の考え方が公開されています。大規模事業評価だけではなく、パブコメの結果も合わせて目を通していただけると嬉しいです。



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