傍聴に行ってきました 令和3年度6月定例会議スタート

 “議廻奇譚シリーズ”に“市議会傍聴のススメ”と、市議会関連の記事が続いていますが、5月24日から6月定例会議が始まりました。


 コロナ禍で外出を控えていたので去年はネット中継での傍聴をしていましたが、新年度になったこと、相模原市初の女性議長、そしてパブリックコメントでは市内外2651人から3644件もの意見が届いたあの行財政構造改革プランについて扱われるということで、市長の挨拶のある初日に傍聴席にいたいと思い、まだまだ市内も感染がおさまらない中ではありますが久しぶりに本会議傍聴に行ってきました。
 給食とは直接関係ありませんが、今回は議会傍聴リポートです。


 市役所に入る時点ですでに検温と消毒がありますが、議場の入り口にも同様に備えてありました。 
 まず受付で傍聴者の札と資料を受け取ります。資料は持ち帰ることができる“日程”と“議案の一覧”と、退場時に返却するファイルがありました。

 スマホの電源が切られていることを確認して入場。傍聴席は貼り紙とテープにより、2人分の席を空けて座るようになっていました。

 市長や職員の皆さんが座っている理事席を見ると、いつも見ているよりも人数が少なく隙間が多い。こちらは1席分空けていました。
 議員席も間を開けていると聞いていましたが、この日は始まりということで議員は揃っていました(布施議員は欠席でした)。
 
 議長席、演壇、質問席の前にアクリル板が設置されており、登壇者が入れ替わる度にマイクの消毒をしていました。(録画ではわかりにくいですが、議長の下にひょこっと頭が見えている方が消毒をしています。戻る度に一礼していて大変だなあと思いました。)丁寧に対策していますが、登壇席ではマスクをとって割と長く話すことも多いので、マイクだけではなく前のアクリル板や台も拭いたらいいんじゃないかな、、などと思いました。
 議場は広く天井も高いので、傍聴者にとっても割と安心できる場所だと思いました。(傍聴席ではおしゃべりもできませんし。)

 今回の会議は、市長挨拶や提案説明のみで会議時間は30分程度と短く終わりましたが、市から出された提案についての議論や、議員さんたちが市民の疑問・要望等を市に届ける代表質問や一般質問はこれから始まります。
 議場だけが議員の活動の場ではないのでここだけ見てわかることは一部ですが、議場全体を見ることができるリアル傍聴は、ネット中継や録画で見るオンライン傍聴とは違う楽しみがあります。
 私はFMさがみの「どうなる明日の相模原」という議員さんがパーソナリティを務める番組をよく聴くのですが、ラジオで聴いていて一方的に知っている議員さんが入場してくると「おっ、〇〇議員だ」と知り合いを見つけたみたいな気分になりました。同じように、議廻奇譚で自分が担当して記事を書いた議員さんにも、これまでより注目するようになりました。(議廻奇譚は3人で分担して書いているのです。)

 議員席の背後、傍聴席から後ろ姿を見ているだけでも、話を聞く姿勢、態度などが見えてなかなか面白いです。また、普段はキメ顔写真を見ることが多い議員の皆さんですが、時間になって入場してくる様子、座って話を聞いている様子、退場する姿を見ていると「この人たちも人間だな」なんて感じられて、やっぱり議会の傍聴はおもしろかったです。

録画はこちらから

今後の開催予定はこちら。
 次は6月1日の代表質問です。質問内容は時期が来ると市議会ホームページ「提出議案・発言通告」のページに掲載されます。忙しい毎日、直接傍聴に行くのは難しい、録画があるとはいえ全て見るのも無理ですが、気になっていることを質問する議員がいるかな?と通告に目を通すだけでも知れることがあります。
 今回は給食の質問はあるでしょうか?通告がアップされるのが楽しみです。

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